ユーザエージェントが"Amazon CloudFront"になってしまう
EC2のフロントにCloudFrontを構成するパターンはよくあると思いますが、
behaviorの設定をしっかり行わないとユーザエージェントが"CloudFront"になってしまいます。
気が付かずに運用を開始して、後でアクセスログを見たら"Amazon CloudFront"というユーザエージェントがビッシリ……ということにならない為の運用メモです。
- - "GET /test.html HTTP/1.1" 11 "-" "Amazon CloudFront"
- - "GET /test.html HTTP/1.1" 11 "-" "Amazon CloudFront"
- - "GET /test.html HTTP/1.1" 11 "-" "Amazon CloudFront"
- - "GET /test.html HTTP/1.1" 11 "-" "Amazon CloudFront"
こんな感じに……。
CloudFrontの設定
CloudFrontで作成済みのディストリビューションから、behaviorを確認します。
次にCache Based on Selected Request HeadersがWhitelistになっていることを確認した上で、
Whitelist Headersのテキストボックスに以下を入力します。
User-agent
入力したら、Add Custom >> をクリックし、右側にUser-agentが追加されたことを確認します。
編集を完了し、適用を待ちます。
実際にアクセスしてみると
実際にWebサーバのアクセスログを確認してみると、今まで"Amazon CloudFront"になっていたユーザエージェントがアクセス元の情報を拾ってきてくれるようになっていることが分かると思います。